パンのはなし

先日パン屋さんで、ロッゲンミッシュブロートというドイツパンをまた買ってみました。

入り口付近から誘ってくる数々の菓子パンには目もくれず、(ということはなくちらちら見ながらも、)まっすぐロッゲンさんに向かい手に取ると、(シュークリームの前にも立ち止まらずに)レジに着きました。

ほしいものが決まっているというのは爽快なものだな、と思いました。

選択肢が少ないほうが幸福度が高い、とどこかで読んだことがありますが、たしかにそういうものかもしれません。

ちなみに名前が長すぎるので意味を調べてみたところ、ロッゲンとはライ麦のことで、ミッシュはミックス、ブロートはパンという意味で、つまりライ麦パンということでした。勉強になります。

それにしても独特の酸味が強いし、食感ももそもそしているし、そんなにたくさんの人は買わないんだろうなあと、片隅にちょこんと置かれているのもうなずけます。

でももうちょっと食べ続けていたらくせになりそうな、そんな気がして、また買いに行ってしまいそうです。