あんぱんのはなし

あんぱんをよく食べていると思います。

パン屋さんに入ると、いろんな種類のおいしそうなパンが並んでいて、煩悩のあまりあたまがぼんやりしてきてしまいます。そのなかから食べたいものを選ぶというのはなかなか至難のわざで、そんな時私を助けてくれる存在があんぱんなのです。あんぱんはわりとどこのパン屋さんにもあって、おいしいし食べやすいからです。あと、あんこじたいがけっこう好きという理由もあります。

薄皮であんこぎっしり、とか、ホイップクリームやバターと組み合わせてリッチな感じにアレンジしてあるものが最近は人気があるのかな。わたしも時々食べたくなって、買いますが、食べているときの絶頂感がありすぎると、食べ終わったときに若干むなしさに襲われる、ということがあります。

パン生地とあんこがほどほどなバランスで、パン生地とあんこがそれぞれにおいしいものであり、食べているときの到達感が八割くらいだとわたしにはちょうどよいのかもしれません。

これからもいろんなあんぱんを食べるだろうし、いままでに食べたあんぱんもまた食ベると思います。でも次は、クロワッサンに板チョコをはさんだやつを食べたいなと思っています。