野菜のはなし

わたしが野菜を買わせてもらっている農家さんの畑では、今年はピーマン類の調子がよくないようです。ピーマンの種類を変えたと言っていたから、そのせいもあるのかな。でも先週出た万願寺とうがらしも同じような感じだったので、そういう年なのかもしれません。いつもの、肉厚でぱりっとみずみずしく、種までおいしいピーマンが食べられないのは残念です。

でも、なすやトマトはいい調子みたいです。

夏は毎年暑い暑いと言っている気がしますが、暑くなる時期や、雨の時期など、その年によってやっぱりちがいますね。自然が相手のお仕事の場合は、そのへんが読めなくてさぞかしたいへんだろうなあとおもいます。毎年同じでなくても、その年によって、たくさんとれたものをたくさん食べたいなあと思います。

旬の野菜は、そのままでじゅうぶんおいしいので、あんまり手をかけずにただ蒸すとか焼くとか、生でたべたりとかすることが多いです。だから畑のお野菜を買いはじめたころ、これは料理が楽ちんでいいなと思いました。

でも時期が終わりのころになってくると、煮込んだり味付けたり、ちょっと手をかけないとおいしくないです。でもそういうのも食べていかないと、端境期や不作のときなんかは野菜が少なくなってしまうので、料理して食べたり、ふつうは捨てちゃう部分も食べたり、いろいろくふうすることも教えてもらいました。