パンのはなし

例のパン屋さんで、このあいだはメアコンブロートというドイツパンを買ってみました。ロッゲンミッシュブロートが売っていなかったのです。メアコンブロートとは、たくさんの(メア)穀物(コン)という意味らしく、たしかにひまわりの種やぷちぷちした穀物ライ麦入りのパン生地に練り込んであり、香ばしく食感もよく、おいしかったのです。美容にもよいそうですね。しかしロッゲンミッシュブロートはいったいどこへ行ってしまったのか。行方が気になるところです。

 

最近読んだ本で、ラーゴムというスウェーデンの言葉、考え方を紹介したものがあり、すごくいいなあと思ったのですが、ラーゴムなコーヒータイムに欠かせないものとして、シナモンロールが挙げられていて、それもすごくいいなあと思いました。シナモンロールは、ドーナツみたいに穴はあいてなくて、生地はぐるぐる渦まきでぎゅっと詰まっていますよね。淹れたてのコーヒーを飲みながら、シナモンロールの渦まきについてじっくり考えてみたいものです。

やり手のパンやさんははたしてシナモンロールも作っているのでしょうか。なんだかありそうな気がしますが、どうだろう。これも気になるところです。