問いかけ その1

最近、自分に問いかけていることのひとつに、「がまんは美徳か」というのがあります。

がまんが美徳とされる時代は終わっていると思いますが、まだまだ、がまんが美徳とされた時代を生きてきた人たちがたくさんいるので、まだまだ、その感覚が社会にはあるように感じます。わたしも、ずっとがまんをしてきた人の話などを聞いたり、がまんをしている人を見て、「えらいなあ」などと思うことがあります。

しかし一方で、なんだかがまんしなきゃいけない世の中って全然楽しくないし、そういうのはもう終わりにしないと変わっていかないよな、ということも感じています。

だから、がまんをしてきた人やがまんをしている人はえらいと思うけど、やっぱり楽しいほうがいいかな、と思います。

一方で、がまんをしない人というのは、実際まわりの人からすると厄介で困ることもあるのですが、「がまんをしない」というのもひとつの美徳かもしれないと最近思うことがあります。がまんをしない人ってのもそれはそれでえらいよなあと。

じっと黙って自分を抑えてがまんをするよりも、どうしたらがまんしなくてもよくなるのか、考えて、動く、努力する、発言する、っていうのがいちばんいい力の使いかたなのかな、と思います。