本のはなし 2

その数日後に、たまたま本に関するイベントに行く機会があり、そこで萩原朔太郎さんの詩集を古本で見つけることができました。詩集ってあんまりなじみがないのですが、時々手にとってぱらぱらと拾い読みしてみたりしています。いまのところいちばんぐっときたのは「月に吠える」っていうタイトルです。かっこいい。

それからまた別の日に、美容院へ行きました。美容院へ行く途中にも古本屋さんがあって、そこの¥110コーナーをいつも美容院へ行く前に物色するのがわたしの習慣なのですが、そこで集英社文庫池澤夏樹さんの新訳版の星の王子さまというのを見つけたので、買うことにしました。わたしが持っているのは岩波書店内藤濯さん訳のオリジナル版というやつで、別の人の翻訳にも興味がありました。この作品は、きっといろんな人が翻訳しているのでしょうね。

 

というわけで、短期間のあいだに何度も古本に触れる機会があったうえに、ほしいなあと思った本をちゃんと見つけることができて、ある意味すごくふしぎでラッキーな数日間だったなあとあらためて思います。