パンのはなし

最近、なかなかあのパン屋さんに行けなくて、パンについてあまり書いていませんでしたね。このあいだ、ちょっとしたきっかけで、「腹持ちの良いパンを、週1回くらい、自分で焼けたらいいんだけどなあ。手間をかけずに、粉と水くらいのシンプルな材料で。」と考えるようになり、調べてみたら、こねないパンというものがあり、ブールみたいなものをわりとほったらかしで焼く方法があることがわかりました。というか、そういえば前に自分でこういうのを焼いていた時期があったことも思い出しました。むかし、ホームベーカリーがあったのですが、たしかそれが壊れたころです。

というわけで、やってみたらなんとなく手順も思い出し、すきま時間を利用してわりとスムーズに焼くことができました。ただ、久しぶりに焼いたらイースト臭が妙に気になり、なんとかならないものかなあと考えましたが、インスタントドライイーストの手軽さは捨てがたく、もうちょっと慣れてから考えようかなと思います。

 

 

 

 

チョコレートのはなし 2

チョコレートのはなしのつづきです。

カルディのほか、身近なところではセブンイレブンでも、フェアトレードチョコが買えるようだったので、こちらも先日買ってみました。パッケージをひょいと裏っ返して製造元を見てみると、あの森永さんでした。へえ。

それからカカオの何パーセントがなんたらかんたらと。なるほど、フェアトレードの認証を受けるには、カカオの何パーセント以上が、いわゆるフェアな取引によるものであるとか、決まりがあるんだなあとわかりました。つまり100パーセントではないんだと。リーズナブルなフェアトレードチョコは、もしかするとそのパーセンテージが低いのかもしれない、と気付きました(ただの推測です)。

 

ついでに森永さんのホームページをみると、「フェアトレード」とは書いてないけど、同じような趣旨の独自の取り組みをしていることがわかりました。そうなると明治さんやロッテさんも気になり、ホームページを見てみると、やはり「フェアトレード」ではないにしろ、きちんと目標を掲げて、それなりの取り組みをしていることがわかりました。

わたしは、フェアトレードもすばらしいと思うけれど、一方で森永さんや明治さんが昔からそう変わらぬ値段でみんなが大好きなおいしいチョコレートを売ってくださっていることも、同じようにすばらしいことだと思うので、どちらもかなえようとしていて、さすがだなあと思いました。

いまは企業さんたちも社会的な取り組みをして、公表していかないといけない時代で、大変だと思うけれど、そういう意識があるというだけでも、ちょっと前よりいい時代になっているんじゃないかと思いました。

なんだか戦争とか病気とか異常気象とか、どんどん悪い時代になっていて、これからの人はかわいそうなんていう人に時々出会いますが、そんなことばかりではない、よくなっていることもたくさんあるし、私も不安になっている時間があったら何ができるか考えて、小さなことでもしていきたいと思ったのでした。

 

それから、気付いたのは、フェアトレードだから選ぶというより、商品として価値があるから選ぶ、というのが本当はのぞましいかたちなのかなあと。あと、かわいいものを買うと、なんとなくうきうきした気持ちになるので、パッケージのかわいさも商品価値のひとつなんだなあと思いました。

 

チョコレートひとつとっても、裏にはたくさんの物語があるんだろうなあ。チョコレート食べられなくなったらやだなあ。チョコレートを食べながら、そんなことを考えました。

 

 

チョコレートのはなし

このあいだ、チャイパックのことをブログに書いた時に、そういえばフェアトレードってよく聞くけど、あんまり詳しく知らないな、ということに気付きました。私は生活クラブを利用しているので、カタログにのっている商品がたまたまフェアトレードの製品で、おいしいから購入するということはあっても、フェアトレードだから選ぶ、ということはなかった気がします。

ブログに書いたことで興味がわいたので、いくつかのサイトを読んだりして、すこし調べてみたところ、やはり賛否両論色々あるようですが、品質はよさそうだし、何か買うときの選択の基準のひとつにするのは良いな、と思えました。

 

特にチョコレートのパッケージなどがかわいく、心を惹かれるのですが、なにしろちょっとお高い。プレゼントなどにはよさそうですが、自分では…買わないかなあ…などと考えていました。(私の場合、自分でこっそり食べる用のおやつは、¥200以内で買えるとうれしいかなあという感じなので。)

さらに調べてみると、カルディにわりとリーズナブルなフェアトレードチョコが売っているようだったので、おさんぽがてらカルディまで行ってきました。

 

カルディのチョコ売り場に行くと、おいしそうなチョコがわんさか売っていましたが、無事フェアトレードチョコを発見してかごに入れ、お店のなかをひととおり巡って、カラメルビスケットと、セール品であったヘーゼルナッツとチョコのスプレッドも買いました。フェアトレードのコーヒー豆も三種類くらいありました。200gで¥1000しないくらいで、他に比べてべらぼうに高いというわけではないようでした。

カルディでお買いもの、楽しいですね。

 

つづく。

 

 

 

野菜のはなし

今週はやっぱり野菜が少なくて、次こそは…(と毎週言っている気がするのですが)、来週はほうれん草などぼちぼち出てくるそうなので、期待しています。今週の白菜は、まるで虫の食べ残しを食べているようで、ほんとにくやしかったなあ。柿も、鳥が食べるか人間が食べるかといった感じです。しかし、虫や鳥と食べものを分け合う、というのは、本来は自然なことなのでしょうね。ついつい人間さまがえばっているのが当たり前のように感じてしまいますが。

 

お野菜を共同購入する会では、以前は会員さんで月1回くらい集会をしていたのですが、コロナもあり、それぞれに忙しかったりで、最近はグループラインでの連絡がメインになっています。それでもいちおう用は足りるはずなのですが、やっぱり顔を見ながら話をするのって大切だなあと思うこともしばしばです。なんとなーく、いろんなことが、伝わりにくいような。

集まりはできなくても、個別には顔をあわせる機会があるので、会えたときには意識してしっかりコミュニケーションをとるようにしたいなあと思います。

        

 

 

 

睡眠のはなし

このあいだ、お風呂に入りながら足をマッサージしていたら、なんだか足の裏がずいぶん凝っているようだったので、久しぶりに火をつかわないお灸(せんねん灸)というのを足の裏のツボに貼って、寝ました。

火をつかわないお灸は、何年か前に、今より体調がよくない時期があって、その頃に見つけたもので、ほんとは貼ったまま寝たりしたらいけないみたいなのですが、私の場合、足の裏か三陰交だと、低温やけどにならないみたいだったので、よく貼ったまま寝たりしていました。それで買い置きがあったのです。

 

久しぶりに貼って寝たところ、朝、アラームがなってから15分くらいは起き上がれないのが通常なのですが、アラームより早い時刻に自然にぱっちりと目が覚め、すっきりしているのにおどろきました。睡眠の質がいつもよりずっとよかったのかなという気がしました。もちろん足の裏は柔らかくぽかぽかとしていました。

 

使い方が間違っているうえに、効果も誰にでもあらわれるものではないと思うので、安易におすすめはできませんが、私はいざというときにとても頼りになるなあとあらためて思ったのでした。

 

ぐっすり眠れた時というのは、一度意識が完全に失われているような気がして、1回死んでまた生まれたくらいになれるとすばらしいですよね。そのためには体がほどよく疲れていたり、寝る前にリラックスできて早い時間に布団に入れていたり、翌日に心配ごとがなく、寝坊してもよかったりとか、いろんな条件が必要なわけですが、まあせめて月1回くらいは(できれば週1回くらいは)そんなふうな睡眠のための日を作ってみると、作らないのとはだいぶちがうかもしれないなあと思います。

 

とか書いていたら今日もこんな時間になってしまった。。。

 

 

 

 

 

 

のみもののはなし

最近、さわやかなお天気が続いていますね。秋は、青空や、夕暮れの美しさに癒やされます。

 

このあいだ、黒糖を使ってしょうがシロップを作りました。ざくざく切って、煮出してざるでこしただけですが、しょうががぴりぴりとして、黒糖風味でおいしかったです。

寒くなってくると、シナモンたっぷりのホットワインやチャイもおいしいですね。

チャイは、ちゃんとスパイスから煮出して作ったらとってもよさそうですが、最近はお手軽なチャイパックをよく利用しています。第三世界ショップのチャイパックがわりとシンプルで飲みやすいので気に入っています。

 

 

野菜と果物のはなし

最近の農家さんの野菜は、楽しみにしていた大根や白菜の抜き菜が出てきたと思ったら、なんだか虫喰いがすごいわしおれてるわで、いまいちだったのですが、先週あたりからだいぶましになってきました。

あと里芋のおやいも、というのを安く売ってくださるのでよく買うのですが、けっこう好きです。煮るとねっとり、焼くとほっくり、という感じです。

あと枝豆ですね。枝豆は初夏のイメージですが秋にも出るんですよね。でもなんだか枝豆が木になっちゃったよとおじいさんがぼやいていたように、今年はずいぶんと枝が固くて、豆もちょっと固いような気がするのですが、もしかすると収穫時期が少し遅かったのかもしれません。

あとお庭の柿の木が今年は豊作らしく、安くてたくさん食べられてうれしいです。種ありでサクサクした食感の、昔っぽいやつです。

 

長野の農家さんのりんごは結局、宅配便で自宅まで送ってもらうことにしました。送料がかかってしまうけど、年に数回だし、届けてもらえるのは私にとってはやっぱりありがたいのです。そしてなにしろ新鮮でとびきりおいしいです。先週届いたシナノスイートという品種も、まるでお花のようなかぐわしい香りといい、甘さといい、みずみずしさといい、絶品でした。

 

おいしいものを作る、作り続けるというのは、大変なことだと思うので、作ってくださる方がいるというのは、ほんとうにありがたいことだなあと思います。