まだまだ桜のはなし

ここのところ雨が多いですね。

そして今年は桜がなかなか長持ちしていて、しばらく楽しめているように思います。ふだん通る道に咲いている桜を見ているだけなのですが、ふだん見ている風景が、桜の花でぱっと華やいでいるのを見ると、それだけで心が明るくなるような気がします。最近は、木の枝などの新芽も目立つようになり、その鮮やかな色にもはっとするようです。

なにか、美しいものを見たときの、あの気持ち。さっきは、「心が明るくなる」と表現しましたが、なんといったらよいのか、気持ちが晴れ晴れするような、思わずにこにこしてしまうような。自然の風景や、花に限らず、芸術作品や、美しく盛られたお料理。美しい人、美しい心。そうしたものに触れる機会があるのは、うれしいことですね。

 

桜の話に戻りますが、毎年同じ木を見ていると、花の咲く時期や、花の付き方などが、木によってそれぞれ特徴があることが分かってきて、なんだか愛着がわいてくるようです。

通勤途中にある、見事な桜の大木が、今年はピンクと白の花が1つの木にまざって咲いていて、そんな、あいがけカレーとか、ミックスソフトみたいなそんな咲き方ってありなのかなあとふしぎな気持ちで眺めています。